記憶が飛んで

最近、私の頭で思い考えると、糸がもつれる感じで困っています。
お薬の副作用と病の進行で回転が思った以上の、ペースで遅くなって来ています。
まぁ〜頭の悪いのはオギャンと泣いて生まれた時からなので、納得しまてす。(笑)
でも、記憶が日増しに薄れて行くのにはチョピリ、生活に困る状態です。

キーボードのタイピングもしますが、打ち間違いも増えてきています。
三歩進んで二歩下がる状態で時間を要します。
でも、タイピングしないと段々と、出来なくなるので打つっています。

そのな時の私は
頭の中では今、書く事が色々と、思い浮かんで来ます・・・でも、
瞬間的に他の方に集中すると、後はもう思い出せない、全然ダメです。

すぐに頭の中から記憶が『空!見たことか』と飛んでいってしまいす。
空見ろトーコさんからのパクリですから・・・ゴメンなさい。(笑)
でも飛んで行った記憶は、あえて探さないようにしています。

探しても、思い出さなければ、頭が変になってイライラとして身体の全身の血が
熱くなり胸が苦しくなるから・・・。
いつか、何かのキッカケで、思い出されば、いいかなと思っています、

だから、直ぐに他ごとに神経を向けて、自分自身を落ち着かせています。
これからは直ぐにメモするよう息子が言っていますが・・・
メモするのを忘れたりとか・メモっているのを忘れて見ないとか。

先日も、孫娘Yちゃんが私の用事で目を離したら、急に居なくなり慌てて家の中を探す。
義娘の所へ行って居ないのを目で確認して、なお一人でパニック状態に陥る。
後で義娘がYを抱っこしてるのを確認出来たので。
私:何時からYを抱っこしてるんや?
義娘:さっきからやけど?

他にも、スーパーで、支払いの時に、店員にお金が足らないと言われて
パーニック状態になる。
三回目で支払いの計算が合う・・・そんな状態の私です。
「さすがの私も恥ずかしいかった。」

結局、私は義娘が孫を抱いていたのも、レジーでの計算も・・・慌てたら、
動揺して後先が完全に見えなくなる。
そして、私のアルツハイマー病は、言葉でも、行動でも、おどおどしてきて
気持ちが落ち着かなくなるのが、自覚できる。

私の、好きな言葉・・・<運命>・・・命ある限り病と戦闘モードです。

夜に父から電話がかかってきて

父「薬局でもらった薬の説明の紙みてたら、
  “筋肉痛、脱力感などの症状が現れたらご連絡下さい”って書いてあったわ。
  右手右足がシビレてるのは、薬のせいだったんやわ」
私「何の薬のところに?」
父「ええっと、アリセプト
私「へぇぇ〜、そうだったんや!」
父「うん、お父さんが言ってた手に力が入らんし握力がなくなる感じって、この事や」
私「でもそれなら、なんで右手と右足だけなんやろなー。
  薬の影響なら両手両足なりそうやのにな」
父「それはやな!お父さんがこないだから言うてるように
  お父さんは心房細動をやったとき、シビレの後遺症が右手右足に少し残っただろ。
  だから、やってない人に比べたら、右手右足が弱いから影響が出やすいんや」
私「お父さん・・・、医者でないんやから、そんな勝手に決めつけたらダメやで」
父「おまえの方こそ、婦長みたいな言い方するやんけ(笑)」

父と会話をしていると、時々こんな感じで冗談をまぜて返事をかえしてきます。
以前と比べると、多少キレが悪くはなりましたが(本人も自覚)
それでもまだまだ、おもしろいので父と会話するのは楽しいです。


“筋肉痛、脱力感などの症状が現れたらご連絡下さい”と書いてたので
次回診察の際に一応、先生に伝えようということになりました。