夜に父から電話がかかってきて

父「薬局でもらった薬の説明の紙みてたら、
  “筋肉痛、脱力感などの症状が現れたらご連絡下さい”って書いてあったわ。
  右手右足がシビレてるのは、薬のせいだったんやわ」
私「何の薬のところに?」
父「ええっと、アリセプト
私「へぇぇ〜、そうだったんや!」
父「うん、お父さんが言ってた手に力が入らんし握力がなくなる感じって、この事や」
私「でもそれなら、なんで右手と右足だけなんやろなー。
  薬の影響なら両手両足なりそうやのにな」
父「それはやな!お父さんがこないだから言うてるように
  お父さんは心房細動をやったとき、シビレの後遺症が右手右足に少し残っただろ。
  だから、やってない人に比べたら、右手右足が弱いから影響が出やすいんや」
私「お父さん・・・、医者でないんやから、そんな勝手に決めつけたらダメやで」
父「おまえの方こそ、婦長みたいな言い方するやんけ(笑)」

父と会話をしていると、時々こんな感じで冗談をまぜて返事をかえしてきます。
以前と比べると、多少キレが悪くはなりましたが(本人も自覚)
それでもまだまだ、おもしろいので父と会話するのは楽しいです。


“筋肉痛、脱力感などの症状が現れたらご連絡下さい”と書いてたので
次回診察の際に一応、先生に伝えようということになりました。

睡眠不足だとやはり注意力もおちる

この日の病院は、めずらしく空いていて、
父の後には、診察を待っている患者さんがいませんでした。
だから、先生も少しのんびりしていたのか(?)
いつもより診察時間が長く(約1時間)
父の訴えも、いつも以上に聞いてくれました。
(ゴカイのないように・・・普段も先生は、よく父の話を聞いてくれます)

診察室に呼ばれるまでの間、ココ2週間マメに記録してきた 『睡眠時間の紙』 と
父が先生に話したいと思った事をメモした紙(今回から持参)を
2人でみながら待っていました。


<睡眠時間の調整について>
父 :以前に比べるとだいぶ眠れるようになったが、まだ眠り足りない。
   1日7時間くらい眠りたい(今は平均4、5時間)

先生:じゃあ、今飲んでいる薬の量を少し増やしてみますね。
   これで、だいたい8時間くらいは、ぐっすり眠れると思います。
   (父が渡した紙を見て)
   でも、寝る時間が少し遅いし、不規則ですね。
   睡眠不足は、脳にもよくありませんし、寝る時間が不規則だと熟睡しにくいので、
   毎日決まった時間にお薬を飲んで寝るように
   そして、規則正しい生活をするように心がけてください。
   7時間くらい眠りたいのであれば、できれば夜12時前にはお薬を
   飲むようにするのが理想的ですね。


<右手右足のシビレについて>
父 :5年前、(心房細動になって、右手右足がシビレるようになった時)
   1年前、半年前、そして今と比べてみると、ひどくなっているのが自分で分かる。
   アルツハイマーが進むのと平行して、
   シビレもひどくなっていってるのではないかと思う
   最近は、右手の握力が弱くなってきて、手に力が入らない。

   それと、3、4日くらい前、夜中に右手右足のシビレがひどくなって
   吐き気があり気分も悪く、体もダルくて
   「このままどうにかなってしまうんかな」と不安になった。
   そんな日が3日ほど続いたが、昨日今日はなんともなかった。

先生:父の手と腕をさわった後
   「う〜〜ん。力の入り具合は、右も左もそんなに違いはありませんね」
   まぁでも、一味さんがそう(アルツハイマーの症状だと)感じておられるのなら
   そうなのかもしれませんね。
   全くそういった症状がないとは言い切れませんので。
   ただ確立としては、低いとは思いますが。

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